第47章 どうやって帰る?
嬉しそうな桃井と共に帝光の制服に着替える
なんだか落ち着くのは最近黛の夢で着ていただろうかと考えながら懐かしい姿の桃井と共に更衣室を出ると、同じく懐かしい姿のカラフルな頭たちが待っていた
「で、今度はどうすりゃ元の世界に戻れるんだ」
「名前ちゃんのこと見つけたしな」
「このままこの世界で過ごしてもいいんじゃね?就職とか一気に遠のいたし」
「火神君が放置になってしまいます」
「とりあえず1軍の体育館でも行ってみっか?」
「入口と出口が一緒ってことー?」
「可能性がなくもないが…」
『でもさ、帝光祭の後にいくならあそこじゃない?』
青峰と黄瀬の瞳がどこを言っているんだと訴えているが、他のメンバーは分かっているようだ
高尾はもちろん灰崎と虹村も行くのは初めてらしい。2年3年の帝光祭の終わりに来た旧校舎の屋上へとやってきた
「わー旧校舎とか久々っスね!」
「名前を探す時に行ったが、夕焼けは見れなかったからね」
「きれー!景色見るのって久々かも」
「そうか?この間公園で虹見ただろ」
「それ夏祭りより前の話だよね?もう2ヶ月くらい前だよ」
『待って今現実だと何月?』
「もう9月中旬だ。リーグ戦も始まっているのだよ」
『めっちゃ忙しい時じゃん。ごめん』
「今度なんか奢れよ苗字、唐揚げな」
『安いな?』
何なら作ってもいいくらいだと唐揚げのレシピを探そうとスマホを探すが、この時代まだスマホはない
まあこの懐かしい携帯で調べてもいいんだが戻ってから探すかとポケットにガラケーを仕舞い、記憶と変わらない夕焼けを眺める