• テキストサイズ

【黒子のバスケ】トリップしたけど…え?《4》

第22章 おでかけ




元々突発的な入院だったせいか荷物は少ないが赤司がその荷物を持って歩き出してしまったので、桃井と苗字で手を繋ぐ

その横に虹村も並び4人で歩いて外に出ると、昨日見た光景に人数が追加されている。大体の人は昨日会ったが、高尾だけ久しぶりの再会となった


「名前ちゃん!元気かー!?」

『和成!やっほー久しぶり、元気だよ!』

「あーほんと無事でよかったぜ、病院抜け出したって聞いた時真ちゃんすげー慌ててさ」

「慌ててないのだよ」

「見つかったって聞いた時行きたかったけどさー大人しく待ってたよ、家で」

『気にしなくてもいいのに』

「そうは行かねえだろー?」


彼だって長い付き合いだ。火神より長い付き合いなのだが、コミュ力が高いだけあってどこか一歩引くところがある

なんだかんだそういう気が利く子が揃っていると思う。付け上がりそうなので絶対口にするつもりはないが


「無事に退院出来て良かったね~、はいこれお祝いのまいう棒」

『…クリスマスケーキ味?』

「安かったから」

「そりゃークリスマス終わったら安くなんだろ」

「ていうかなんでケーキ味なんだ、ショートケーキ味でいいだろ」

「そういう戦略なんだろ」

「みんなの分もあるよ~」

「絶対甘いじゃないっスかー!」

『…甘い。すごい甘い』

「だよね…あ、ありがとうムッくん」

「美味しいんだけどな~」


早速開けて食べる苗字の上手い棒の進みは悪い。紫原はさらぶどこからかまいう棒を取り出しみんなに配る。珍しいと思い見ていると、食べ始める人と仕舞う人それぞれ分かれていた

退院するだけなのにわざわざこんなに集まって申し訳ない気持ちと、嬉しい気持ちが混在する






/ 458ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp