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【黒子のバスケ】トリップしたけど…え?《4》

第17章 ウィンターカップ 前編





朝食を食べ、準備が整った彼らは体育館に集合する

並んだ選手たちの前で景虎が不機嫌そうに眉を寄せ立っている

それを気にしていないのか慣れているのかあえてスルーしているのか。相田は気にせずに景虎の横に立った


「今日はパパがメインで練習してくわよ!」

「か、カゲトラさん!今日もよろしくお願いします!」

「おお、お義父さんと呼んでくるヤツはいねえようだな…だが」

「だが?」

「こんなかでリコの裸のぞいた奴ァ前に出ろ!」


突如出てくる鉄砲に見慣れてない1年生が目を見開き半歩後ずさる。二度目の2年生は肩を震わせる程度だが、3年生からは落ち着いた様子で整列している


「大丈夫、毎年のことだから」

「もう慣れたな」

「毎年言ってるがリコの裸を覗いていいのは「誰であってもダメに決まってんでしょ!」


景虎の頭に相田からバスケットボールが飛んでくる。これも見慣れてるのか誰も止めない

そんな恒例行事となっている相田景虎鉄砲事件を行った後、これも恒例となっている山の中でのケイドロが始まった

戻ってきたときの為にドリンクでも作っておくかとドリンクを作り体育館に戻ると、相田親子が車に乗りこもうとしており呼び止められる


「オレとリコたんで昼飯買いに行ってくるから待っててくれ」

「何がリコたんよ」

『一緒に行きましょうか』

「いや、荷物番しててくれるか」

『承知しました。待ってます』

「あと誰か怪我してきたら困るからな、頼んだぞ」

「よろしくね、名前ちゃん」







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