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【黒子のバスケ】トリップしたけど…え?《4》

第15章 みんな一緒に





「12人…3チームに分かれるか」

「グーチョキパーで分かれればちょうどいいですね」

「はい集合!」


虹村の声に全員が素早く集まる。中学の頃に体に染みついてしまったのだろうかと考えながら3チームに分かれる話を聞いて掛け声とともにそれぞれ好きな手を出した

上手く分かれることが出来ず、何回もやり直しが続いたが急に4人ぴたりと別れているときがきた

思わず桃井が何を出していたのか確認すると苗字が出しているパーではなくグーを出している

別のチームになってしまったのは残念だが他の人が嫌というわけではない。無意識に同じパーを出している人を探した


『高尾君、よろしく』

「お!名前ちゃんに黒子に…虹村さん!いいメンツっすわ!」

「よろしくお願いします」

「負けねえからな」


他はどんなチームになったのか周りを見るとグーチームが赤司、黄瀬、青峰、桃井の4人

チョキーチームが緑間、紫原、灰崎、火神と背が高いメンツが集まっており、火神の心労を心配してしまうようなメンバーが揃っている

それぞれボールを選び、レーンに入り座ると苗字の正面に高尾が座り、カバンからカチューシャをつけ頭につける

その様子を見た苗字の心が大きく動く


『高尾君、そのカチューシャ』

「中学の時妹がくれたやつ!名前ちゃんが一緒に選んだって聞いてるぜ?」


火神のプレゼントを買う際にカチューシャを見たときのざわめきはそれだっとのかと彼女の中で納得する

 




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