• テキストサイズ

あなたと永遠に……【イケメン戦国】

第26章 あなたと永遠に……最終章


「謙信様……」

「なんだ」

「偶然などない。全ての出来事には理由がある……私に言った言葉を覚えてますか?」

「そういえば……言ったかもしれんな」

「私がこの時代にきた理由は……謙信様に出逢うため……そう思っています」

「俺にか?」


目を細め笑う謙信様
その笑顔を忘れないようにしっかりと目に焼き付けよう。


「そう、あなたと出逢って愛し合って、でも運命に邪魔をされて……」


そう、きっと私たちの愛が本物か試されているみたいに。



決断をした今でも迷ってしまう。
この選択肢が本当に良かったのだろうか……

もしかしたら、間違っているんじゃないのか


不安になってしまう。
今ならまだ戻れる……


「かおる」

「はい?」

「迷うか?」

「え……?」

「迷う事はない。かおるが決めた事だ
俺は絶対にお前を見つける。どこにいても」

「私も……絶対にあなたを見つけるから」





今はまだ離れたくないから
強く私を抱きしめていて





/ 123ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp