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【嵐小説】嵐色〜甘い味〜
第11章 雨の味
「相葉ちゃんってシャワー浴びた?」
「うん。
浴びたけどなんで?」
「雨の匂いがするから」
「雨の匂いってどんなの?」
「んー、なんて説明したら良いか分かんない。
ビール用意するね、コップは?」
「欲しい」
「分かった」
コップとビールを1度に持ち、相葉ちゃんの待つテーブルへ運ぶ。
「お待たせ」
「ありがと、リーダー」
互いにビールを注ぎ合い、グラスを鳴らす。
「「乾杯」」
そのままグラスに口づけ、グイッとビールをあおった。
「んーっ、美味しいね」
「そうだね」
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