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【嵐小説】嵐色〜甘い味〜

第12章 貝の味


しばらくするとゴクン、と飲み込んだ音がした。


「良い子だね」


ポンポン、と和の頭を撫でる俺の口元は狐を描いていた。


「もっと食べさせてあげようか?

それとも自分で食べたい?」


「…自分で食べる」


渋い顔でフォークを握った和。


苦手を1つ克服出来たかな?


出来たならちゃんとご褒美をあげないとだね。


和だけ特別に、甘い一夜を…。




























おわり。
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