• テキストサイズ

【嵐小説】嵐色〜甘い味〜

第5章 嫉妬の味


けど…。


「うー…まだぁ?」


なかなか重ならない。


「目開けないで。

だって雅紀のキス顔好きだから、ずっと見てたい」


声だけで翔ちゃんを感じる。


「それは嬉しいんだけど…」


「何?言葉よりもキスの方が嬉しいの?」


そんなこと聞かないでよ。


「…翔ちゃんのイジワル。

ホントは分かってる癖に…」


「だって好きな人の口から聞きたいでしょ?」


「…キスの方が嬉しい、よ?

だから早く…いっぱいして?」


恥ずかしいけど、これが俺のホントの気持ち。


「たっぷりと…満足出来るまでしてあげるよ」


そう言う翔ちゃんにチュッと唇を重ねる。


「へへ、ごめん。

我慢出来なくて先にしちゃった」


ニコッと笑って誤魔化す。


「可愛いことばっか…もう。

待てないなんて悪い子だね」


チュッと翔ちゃんからのキスが降って来る。


「雅紀、多分もう止まらないから覚悟して?」


「うんっ」


こうして翔ちゃんからの甘いキスの嵐が降り注ぐ。
/ 105ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp