第6章 おつかい　（裏：三成、光秀）

「…お前は…甘い…」

ぢゅっ…じゅるぅ

少し強めに頂を吸えば、湖はふるるっと震える
腰から足まで手を這わせば、内股を擦り合わせるように、きゅうと閉じ
光秀は、背に手を廻し少し持ち上げ手から寝衣を抜き取り湖をうつ伏せにする
背には、肩に一か所、背中中央に指の跡のような点々とした痣があった
その跡から、力任せに押し倒され抑え込まれたのかが解った
少し眉をしかめ跡を見ていると、下から不安な声がした

「光秀…さん？」
「あぁ…」

痣に先ほど同様優しく口づけを落とす
背中に手が滑れば

「ぁんっ…んん」

湖の反応が強くなった

「ここが弱いのか？」

光秀は言うのと同時に、背中に舌を這わせると湖は褥をぎゅうと掴み耐えているようだった

「だが…もっと気持ちがいいところがあるだろう？」

するっと、腰に手を持っていき反対の手をお腹に回すと腰を持ち上げ、うつぶせの状態で尻を上げた格好にさせる

「ひゃぁっ…」

そして、背に口づけを落としながら、内太ももをするする撫でる

「んんン…っあ…」

だが、その手が急に止まった
そして上半身を起こすと下半身を見るように状態を下げる

「っや、やだっ！みないで…」

それに気づき、腰を落とそうとするが光秀はそれをさせない様に太ももに手を掛ける

「…ここは、いつ傷がついた？」

内太ももの付け根近くに、蚯蚓腫れの傷を見つけた

「やだ…やだぁ…」

聞こえていないのか、聞いていないのか湖はただ首を振るだけ
光秀はそれを舐めた

「みつひでさんっ…」

ぴちゃ…ちゅっ

止めない光秀を制するように、名を呼ぶがその行為は終わらない

（あとで、薬を塗らねばな…）

暴れる力が強くなってくると、太ももの手をするりと付け根に移動させ、そこを触れるか触れないか指を往復させた
時折触れる冷たい感触に湖はびくっと反応を見せた
顔を上げ、再度背中に口づけを落とし体を支えている手とは反対側の手で湖の中央を今度は優しく確実に触れ、上下させる
すると、湖は小さく悲鳴を上げた
指を少し曲げ揉むようにくいっとすれば、滑りは更によくなる
人差し指を一本蜜のあふれる入口に浅く入れ他の指は外で遊ばせれば、湖の花の香りが強くなる