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【イケメン戦国】私と猫と

第5章 歌声 (裏:政宗、家康、信長)


唇が重なると、すぐに舌が絡まり始める
遊ぶように、なぞるように

「んぁ…」

湖は家康を求めるように、その襟元をぎゅうと握っていた
家康は、湖を褥へ優しく寝かせると布団をはぐ
ひんやりとした空気が湖の体をかすめると、湖は「すずしい…」といい赤い顔でニコリと笑う
その姿はたおやかで今からしようとしている行為を理解していないようにも見えた
家康は、軽く口づけを落とすと片手を胸に置き、ゆっくりと撫でるように揉みはじめた
心音が早く打っているのが感じられる
それが自分なのか、湖なのか

(温かい…)

髪を梳かすように撫でるとすり寄るように顔を寄せてくる

「いえ…やす…」
「…うん」

ねだるような眼差し
勘違いかも知れない、それでも今はこのままで良いと思った
胸の頂を口に含むと、それをきつく吸う

「っひゃん…あ、ふぅっ」

今までより大きな吐息が聞える
ぴくぴくと、軽く動く体を見ると理解する

「…これだけで、達したの…やらしい体」
(湖にとって、またたびが媚薬だった…三成は知ってた…)

「やっ…んん…」

(…湖の体に触れたのは三成がはじめか?)

なぜかそんな事を考えると、怒りに似た感情がわき出る

「湖…まだ熱いよね?」
「…あつ…い…」

返事を待つと、上半身を起こし体を湖の足の間にいれ内太ももに手をかけた

「っやぁ…」

両膝を曲げ折りたたむようにし、そこを広げてやると
明かりに照らされたそれは、テラテラと光っている

「やだぁ…みないで…」

そこへ手を伸ばし隠そうとしている湖の指を一本支え、それを割れ目に食い込ませると息切れ切れに甘い声を上げる

「湖、自分の指でも感じるの?」

そのまま指を横に動かし、軽く素早くそこを往復するように動かすと

「ひゃぁ…ん、ふぅ…ああぁっ」

指をピンと伸ばし広げ、びくびくと達した
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