第5章 歌声 (裏:政宗、家康、信長)
甘い吐息、声、強くなった花の香りに混じる汗の匂い、時折鳴る鈴の音
涙を溜め自分の名を呼ぶ湖
(…解らせるつもりだけだったのだがな…)
「悪いな、湖…朝、蜂蜜湯を作ってやるから…」
そう言い、額に触れるだけの口づけを落とす
両手の拘束を解き、胸と腰に手を当て滑らせると湖の手がそれを止めようと手首を握ってきた
「っや…やめ…」
かまわず、片方の乳房の頂を口に含み吸い上げると体が反る
もう片方も優しく揉んだり、頂を押しつけたり、それを摘まむと
「ひゃぁ…やぁ…」
擦れた声だが、甘さが増した
(酔っていくようだ…)
じゅる…ちゅくっ…
「っ…」
ちゅうっ
「っ…あぁっ」
「…いい顔だ」
「っ!やっ見ないでっ」
掴んでいた腕を離し、顔を隠すと腰にあった手を滑らせ内股を撫で始める
「ひゃんっ!」
閉じようとした太ももの片方を開き、膝をそこへ入れまじまじとそこを見れば、薄らと茂った毛は柔らかそうで透けて割れ目が見えそうだった
「みっ見ないでっ!」
肘で体を起こし、空いた手で頭を押しのけようとするもぴくりともせず
「…ここも食わせろ」
言ったか言わないか太ももを抱え持ち上げると、湖の背は再び褥へ
おなかの方へ開き押さえ込まれた太ももの中心には、薄桃色の割れ目が見える
「っやぁ!!政宗、やめてっ!」
必死に暴れ、体制を変えようとする湖の顔を見ると恐怖の色が見える
(さすがに、怖いか…でも…)
「濡れてるぞ…」
「っ…!!」
顔を近づけると、濃い花の匂いと密の匂い
舌先で割れ目をさらりと舐めると、より大きく体が跳ね上がる
湖は口を両手で押さえ耐えているようだった
ぺろっ…ちろちろっ
犬が舐めるように、そこを攻めると太ももが汗ばみ腰が動く
「ツ…ふぅっ…!」
れろーっ…
下から上へ、そして小さな蕾を見つけると鼻が押しつけられるくらい深く口に含み舌先で転がす
「っいやぁぁ、や…やめっ…」
じゅっじゅるるぅ…
音が大きく出るように吸えば湖は背をひどく反らし達した