第20章 私が猫で、猫が私 （裏：安土組全員）

「っ･･」

家康は目を細めると、湖の襟元を広げその肌を暴く
白い肌は、桃色に染まり
湖独特の香りを立て彼を誘う
首元をきつく吸えば、湖の身体はあからさまに反応を示した

「ひぁ・ん、、あ･･･」

舌先で赤く着いた其処をなめとると、家康は桃色に色づいた肌に唇を落とし、更に着物を広げていく

（湖を離したくない･･･閉じ込めてしまう事が出来れば、どれだけ安心できるか･･･湖はおそらく拒まない。俺が望めば･･･）

やがて、ツンと主張する頂を暴けば、ぬるりと舌先で押し口内に含んで反応を楽しんだ
湖の身体は正直だ
気持ちよければ、身体がひくつき跳ねだし、よりいっそう甘い声を上げた

（でも、閉じ込めれば湖では無くなってしまう気がする･･･自由気ままに行動し、話、笑って･･･最後に自分の元に戻れば良い･･･）

ちゅぅ･･

頂をきつく吸えば、「だめ」と声を上げるくせに、家康の髪に絡めた手で彼を離すまいと力がこもる
クスリと含み笑いをすると、家康はゆっくりと湖と顔を合わせるように身体を浮かせる

「湖、可愛い」
「ッ･･･」

カッと、ますます赤くなる頬
いつの間にか着物はすべて広げられ、素肌を晒している湖の足を開かせるとその間に入り込む
湖は、晒された素肌に驚きを見せ身体を強ばらせたが、何の抵抗にもならない
家康は、自分の着物をその場で脱ぎ捨てると湖の腹の上に手の平を乗せた
その温度が思いの外低く、湖の身体は小さく反応を見せる

「･･･細い身体･･･、よくあんな所まで歩いて行けたね」
「･･歩いたのは、鈴だから･･･」

ゆらりと横からでた尻尾が揺れているのが目にとまる

（鈴ね･･･）

「鈴は･･･」
「あ、今は･･･たぶん、眠ってる･･･」
「そう」

短く答えると、家康は揺れていた尻尾をかるく握り捕獲した

「っん･･」
「･･･尻尾はどんな感じ」

軽く揉みほぐしながら湖に尋ねれば

「っ、ふ･･えっと･･んっ、むず、むず･･する･･ぁん･･」
「･･･どんな風に」

時折、親指に力を加えなで上げれば可愛い声をあげる湖