第20章 私が猫で、猫が私 （裏：安土組全員）

「･･･そうか。なるほどな･･･なら、もう少し耐えろよ。湖」
「ふぅ、ん･･･っ、ひあっ･･･」

がぷりと、片耳を口内に咥えると舌先で内側の皮膚を舐め上げる
わざと水音を立て、口内で舌を打ち音を立ててやる

「ひぁああっ」

ぶるりと全身で震え湖は声を上げた
目が開かれ、つま先までピンと張っていることで、達した事は政宗でも解る
そのまま尻尾の先を軽く持つと、こりこりと尻尾を揉み始める

「っ、ひ、ぁ･･ああぁ･･」

ぴちゃぴちゃっ

「どうだ･･･気持ちいいか？」

口内に耳を含んだまましゃべる政宗
その振動だけでも、湖の身体はぎゅうと締め付けるようだった
小さくコクコクと首を降れど、声は出せない
ひたすら目を閉じ震えているのだ

政宗は自分の中で何かが切れる音を聞いた気がした
普段は相手を加虐し服従させる、そんな欲求はない
戦においてもだ
確かに好戦的であることは認めているが、支配的ではない
だが今は･･･

ゴクリと唾を飲み込むと、目を細めて湖の全身を見た

持っていた尻尾をひくつく湖の中心にもってくると

「やぁ…」

流れ出る蜜液を絡め、双丘の間にぐぷりと沈めその谷間を沿うように動かす
そのたびに、喘ぎ声と溢れる蜜液、麻痺する身体

「ひっんっ、ひゃんっ、ふぅ、あぁ、ぁっ」

そのまま、尻尾の先を蜜穴に捻り混むと、政宗はピンと剃り立つ胸の頂を甘噛みする

「っ･･･ぁ･･･・！！！」

もう声にならないような喘ぎが、空気の音のように漏れる
同時に、下腹をトントンと押してやれば、湖はそれだけで大きく跳ねる
今度は乱暴に胸を揉み、口内に含んだままの頂を強く吸う

ぷしゃ、とぷ･･･っ

潮を吹いたと同時に、尻尾が膣内から抜き出た

「湖」

素早く内股を抱えると、つながりを求めて硬くなった自身を一気に奥までねじ込む
そのまま激しく突き上げ、自分の欲をはき出し、その身を抱える
気を手放した身体は重く、麻痺する身体と気を失っても上がる小さな喘ぎ声
その身には、耳や尻尾はついていない
この夜、なんど達したか解らない
力ない手がだらりと落ちる
甘い香りと、上下する胸に耳を当てれば聞えてくる心音
小さく息を吐いた政宗は、その身体を抱えて横になる
深い眠りに落ちるように