第20章 私が猫で、猫が私 (裏:安土組全員)
三成も、湖が達していることは承知していた
しかも、何度も
いつも以上に、感度が良いのも達しやすい理由も解っているが、止められないで居る
この二週間、触れられずに居た
鈴は天真爛漫という言葉がぴったりなほど、やんちゃで、走る、飛び跳ねる、あげくには木にも登ってしまう
こんな格好で、何処を見られてもお構いなしだ
はじめは気にならなかった
だが、悶々とした感情があった
ようやくそれが解ったのは、あのかくれんぼ事件での木登り
中身が猫なら致し方ないと思いつつも、湖の身体がいろんな人間に見られているかと思うと気が気じゃ無かった
それが、三成の悶々とする感情の正体
まさか、自分にこんな感情があるだなんて思いもしなかった
「あ・・っあぁ・・・んンっ、ひぁあ・・・っ」
ぴちゃ、じゅっ・・・
ビクビクと小刻みに揺れ動く白い肢体
ずる・・・
「んぁっ!」
尻尾を蜜穴から引き抜くと、休みを与えずいつもは筆を握る指を其処に二本入れる
入り口付近にもかかわらず、これ以上進めないくらいきつく締まる其処は、まるで二本の指を食うように収縮する
「ひっんっ・・・!」
未だ蕾は口内に含んだままだ
つんつんと舌先で突きながら、二本の指を狭い入り口でぐるりとかき回す
「もっ・・・らめぇっ・・・!!!」
湖の手が空を切る
じゅっ・・・ちゅうぅぅ・・・っ
三成の頭に手を当てれば、指の間に通る髪の毛にすら刺激を感じてしまい
指先までピンと張ってしまう
「ひゃらっああぁ・・・、ンンんっーーー!」
蕾を軽く吸えば、更に激しく反る湖の背中
ずっ・・・
指を奧へ押し込み上下に揺らす
湖が一番刺激を受ける動作だ
そして、蕾も・・・強く吸いつつも舌先で刺激を与える
すると、ぷっ・・・しゃんっ・・・とそんな音を立てて湖が潮を吹いた
「っーーーーっ?!!!み・・・っ、ふっあぁっっぁぁああっ」
どくりっ・・・
心臓が飛び出すんじゃ無いかと思うくらいに跳ね上がり、チカチカ光っていた視界は今は何もうつらないただただ真っ白な世界になっている
三成は、蕾から顔を離し湖を見る
痙攣が治まらずガクガクと震える肢体