第14章 化け猫と私【後日談】 (表:信長・秀吉 裏:他四名)
「・・・なんだ・・・物足りなさそうだな」
湖の反応を楽しみにそう言うと、湖からかえってきたのは政宗の考えていた反応とは異なった
てっきり、恥ずかしがるか否定するかと思っていたのに
「・・・足りない・・・もっと・・・強くして・・・」
涙目で朱に染まった湖が政宗を求める
「っ・・・」
(・・・だから、煽るな・・よ・・・)
「・・・駄目だ・・・家康は、打撲だけだと言ってはいたが、数日は内臓部分も様子見だと言ってたからな・・・無理は出来ない」
自分に言い聞かせるように、冷静を装って話す政宗
「っ、でも・・・もう、私は・・政宗が欲しくて・・・ここが疼くよ・・・」
真っ赤になった湖の目線が、政宗と繋がる場所に行くと、
それを見ていた政宗は、わざとらしい大きなため息を付き顔を覆う
「ま、政宗・・・、ごめんなさいっ・・・私・・・」
何を勘違いしているのか、今度は真っ青になる湖
「・・・人がせっかく我慢してるのに・・・」
「え・・・」
ぐいっと身体を持ち上げられ、政宗の上に座らせられると
湖の背中と、政宗の胸がぴったりと密着し、彼にもたれかかるような体制になる
政宗の胡座の上に、座らされ
「今夜は・・・いや、傷が少し良くなるまでは駄目だ」
「っ・・・」
「・・・此処に響かない事をするぞ」
手の平が腹部を触ったかと思えば、そのまま下に下がり内股をなで上げる
「あっ・・・」
ぞくりと、身震いが走る湖
「そうだな・・・、今夜は軽く・・・お前の喜ぶ所を教えてやるよ」
「えっ!?」
ぐいっと、片足を取られ足を広げされられると
少し濡れている蜜穴に指を入れられる
ぬっぷ・・・ぐちゅ・・・
「っあ、や・・・」
少し入れられただけで、湖の蜜があふれ出す
「・・・指の第二関節・・・此処までで、指を曲げて壁を擦る・・・」
(え・・・あ・・そこ・・・)
「あっ、ひっん・・・、あっ」
(なんで、こんなにぞくぞく・・・)
ぢゅぶ、ぐぷっ
「あぁ・・・ッふぁ・・・っ」
(だめ、同じとこだけ・・・!!)
増す水音と自分の声、襖の開いた部屋からは庭がはっきり見える
時折、入る涼しい風が溢れる密を冷やす
なのに、身体の温度は増すばかり