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観察日誌  リヴァイ・アッカーマン

第106章 百六日目



今日は中途半端に、仕事と部屋を行き来する羽目になった。
壁外調査の準備で追われているのに。

ウリエの精神状態も気になるが、準備を抜かる訳にはいかない。

明日からハンジと部下達が協力してくれるそうだ。
代わる代わる、手が空いた奴らがウリエの様子を見に行ってくれる。

さすがに俺はなかなか戻れそうにもないが。

仲間が来てくれるとウリエに伝えると、少しばかり困ったように喜んだ。

今は薬で眠っている。

人形として破棄されるのではないかと不安なのだろう。
不安だが、友人とまでいかないにしても仲良く食事や時間を過ごしてきている、ハンジや部下たちが来てくれる事が嬉しいのだろう。

人形ではない事を強く解らせたいと思うが、その方法が俺にはまだ解らない。


今は目の前の事に集中する。





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