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万事屋よ永遠なれ・・・・私は存在し続けるけど? 銀魂

第7章 な、何してんだてめぇぇらぁぁぁ!?



だが、神楽は鼻を鳴らす。

「冗談よしてよ。こんなウイルスが蔓延してる星に姫君がまだ残ってるとでも?」

『まあ、それもそうよね…』

こくり、と律儀に頷いた瑠維とは対照的に、
銀時は悔しそうに歯を噛みしめる。

姫君は無理、ならばとすぐに思いつくのは彼ら。

『真選組は?一応武装警察だったんだから、近藤さんは上との繋がりがあったはず…。
そのコネを使って助け出すことは…』

と、言っている瑠維の背中を、今度は銀時が叩く番だったようだ。

河原に停車した護送車を指差す。

そこには、捕縛された近藤勲の姿がある。

『…は?』

固まる瑠維に、また野次馬の声が流れてくる。

「あれが…ゴリラか」
「ホントにゴリラだわ」
「うん、ゴリラだね」

今まで、銀時よりは冷静さを保っていた瑠維でもこれは限界だったのだろう。

『いい加減にしろよアンタらぁぁぁ!なんで局長のアンタがとっ捕まってんのよ!
なに、流行りなの?今江戸では流行ってんの打ち首って!?』

「捕まったっていうか家に帰っただけよ」

檻に入れられた近藤を見て、神楽は冷やかに言う。

「あのゴリラはアネゴに悪質なストーカー行為を繰り返してたんだけど、
カーネルサンダ―スに扮してストーカーしてるときに、
変なジジイにバズーカ持たされて、さらに変なロン毛に煙管くわえさせられて、
その煙管の火が銃器に引火、商店街を破壊してとっ捕まったのよ」

「いや、カーネルお前だったんかいィィィ!」

銀時のつっこみが江戸の空に響き渡る。

「バカどもが奇跡の三位一体やらかしちゃってんだけど!?
ふざけろよテメ―、唯一の取り柄が公務員という事だったお前が
犯罪者になってどーすんだ!おいィィ!
誰でもいいから幕府方のコネ紹介しろ!おい聞いてんのか!」

その時だった
河原のゴリラが、さっきの桂同様に、口にくわえた筆で紙に何かをしたため始めた。

目を輝かせて見守る中、近藤はその紙を口にくわえ、顔をあげた。

その紙には―――
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