第6章 ぼくの宝物[十四松]
十四松は女の子に すみれ と名付けた
それから毎日、何も知らないすみれと色んなことをした
すみれは何でも面白がって、何でも知りたがった
「十四松くん!これは何??」
十「それは犬だよ!
でも人のおうちの犬だから近づいたら危ないよ!」
わんわんわんわん!!!!
「きゃー!!!」
十「!!!!!?」
「あはは!怖いね!!危ないね!」
十「あはは、、」ドキドキドキ
十「ただいまっするマッスル!ハッスルハッスル!」
「?? 十四松くん、それ何??
わたしが教えてもらったのはただいまだけだけど、、
もしかして、敬語ってやつ!??」
十「!!!!ちがっ」
「ただいまっするまっする!ハッスルハッスル!」
十「あわわわわ」
ついいつもの調子でただいまの挨拶をしてしまった十四松は大慌てだった