第6章 ぼくの宝物[十四松]
朝ごはんを食べ、みんなそれぞれやりたいことをやりに出かけていった
十四松だけは寝ている女の子と一緒に家に残った
すー、、、すー、、、
寝息を立てて穏やかに眠る女の子を、十四松は何時間も見つめていた
十「起きてくれないかな、、、」
そうつぶやいて、十四松は女の子に顔を近づけた
ちゅっ
十「!!!やばい!!」
思わず眠っている女の子にキスをしてしまった十四松は、罪悪感でいっぱいになる
十「ふんっ!!!ふんっ!!!!ふんっ!!!!」
じっとしていられず、力任せに素振りをした
「ん、、、んー、、ふぁ〜、、?」
女の子は目を覚まし、見覚えのない部屋と見覚えのない素振りをした男を眺めた
十「ふんっ!!!ふんっ!!!ふんっ!!!!」
「あ、あの、、、」
十「えっ!?」