第3章 ねぇ僕を選んで?[トド松]
確認をとるとトッティはスマホを見た
ト「や、ヤバイよ!兄さんたちがぼくのことすごく怒ってる!一番かわいいすみれちゃんと抜け出しちゃったから…どうしよう家に帰ったら殺されるかも…!!」
スマホを見ながら小動物みたいにぷるぷる震えてる
「こ、殺されるって大げさな…」
ト「大げさなんかじゃないんだ…怒るとみんな何しでかすかわかんないんだよね…とくに一松兄さんはヤバイ。どうしよう…怒りが静まるまでどっかに避難しなくちゃ。今夜はネカフェにでも泊まらなくちゃ…」
「えっ!ネカフェに泊まるの?」
そこまでしなくちゃいけないなんて、トッティかわいそう…
「もしよかったら、うちに来る?一人暮らしの部屋だから狭いけど」
ト「え!いいの!?助かる♪♪わーい♪」
あれ??トッティさん??
なんかわたしトッティの策にまんまとハマってる??
こうして二人はすみれの家に向かった
途中コンビニに寄るとトッティは替えのパンツと歯ブラシを買ってた。女子力…!
それにしても今日出会った人と付き合って、しかもその日に家にあげちゃうなんて自分がじぶんじゃないみたい…
でもトッティとだと、何が起きてももう驚かないかも
「ここなんだけど、ほんとに狭いし散らかってるからごめんね」
ト「全然気にしないで!泊めてもらえるだけですみれちゃんは神様みたいだよ!おじゃましまーす♪」
ガチャガチャと鍵を開け2人ですみれの家に入る。
ト「わー女の子の部屋だー!可愛いものたくさん!しかも良い匂いもするー♪」
電気をつけるとトッティはすごく喜んでいた。
「そうかな?普通だよ?」
ト「いつも男六人のむさ苦しい部屋にいるから感動だよ!」
「あはは、それは大変そうかも。髪の毛とかタバコの匂いついちゃったしシャワー浴びようか」
ト「一緒に浴びちゃう??すみれちゃんったら積極的♡」
「ちっ!違う!////」
ト「へへへ♪ ジョーダンだよ!」
「もー!」
トッティが言うと冗談なのかわからないっ