第2章 ▽つまらない日常を全て覆すような何か△
「うわっ、ちょ、ヨコ!?」
倒れてきたヨコを受け止めると、荒い息遣い。
ヨコの色白の顔は真っ青になってて、素人目に見ても体調が良くないということは一目で分かった。
何故うちに来たかとか、何故体調を崩したとかそんな事を考えてる場合やないから、取り敢えずヨコを中に入れ、ソファーに寝かせる。
少しだけ震えてたから、クーラーは温度を上げた。
時々苦しそうに目を瞑るから、その度ドキドキしてこっちまで体調を崩してしまいそう。
でも、30分くらいたってやっと治まってきたのか、すうすうと寝息を立てて静かに眠り始めた。
「……なんで、きたんやろ」
聞けなかった疑問を、口に出してみる。
こんなに体調悪かったら病院行くとか、他にも行くべきとこはあったはず。
なのになんで俺んちにきたん?
いくら気まぐれでちょっと天然なヨコとはいえ、病院とかと俺んちは間違えんやろ?
頭の中は「???」でいっぱい。
その思考を遮るように、ヨコが目を覚ました。