• テキストサイズ

HAIKYU! ! - Valentine 2.14 HQ

第4章 × 山口忠


「真由ちゃん、日曜日なんだけど、一緒にランチしてから映画見よ~。」
「うん!いいよ!」
「じゃあ、11時30分に迎えに行くからね。」
「わかった!待ってるね!」

学校で忠に声をかけられ、時間が決まった。


「真由ちゃん、山口くんと付き合ってるの?」
「え?付き合ってないけど…?」
「あ、そうなんだ、日曜日に出かけるみたいだったからてっきり…」


クラスメイトに言われ、ハッと気付く。
日曜日、2月14日じゃん!
バレンタインじゃん!!


「いや、もう、本当、偶然だから!!付き合ってるとかじゃ、全然ないから!!」

と言う私に「そうなんだ」とちょっと引きながら納得するクラスメイト。
やばい、必死に否定しすぎたかも。
忠に、聞こえてないよね?
と、忠が歩いて行った方向を見ても、姿はもう見えなかった。
聞こえてない…かな?よかった。


でも、バレンタインか…
ふたりで出かけるなんて久しぶりだし
この機会に、告白してみようかな…
/ 44ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp