第3章 獣の王
と言うことで、ラウルフ様が私を乗せたままに執務を行う事になった。
くれぐれもサボらぬ様にしっかりと仕事をしろよ、と言い含めて書類の束を置いて去って行ったシーザーさんにラウルフ様はとても不満そうだ。
「ったく、何でが居るのに仕事なんか…」
私は机に突っ伏していて、それに覆いかぶさるようにしながらラウルフ様が何とか文字を書く。
「んんっ…」
ラウルフ様が書き辛そうに動くと私の中に埋まったラウルフ様のものも動いてその刺激に小さく唸った。頑張ってお邪魔にならないように身を丸めて唇を噛み締める。
それでも、中がジンジンして苦しくて息が上がって来てしまった。
それに気付いたラウルフ様が仕事の手を止めて私を心配そうに覗き込んできた。体が熱くて汗ばんだ肌に髪が張り付く。ラウルフ様が私の髪を掻き上げて額をぺろりと舐めてくれた。
「あっ、ラウルフさま、きもち、い…」
ラウルフ様の手の動きが優しくて心地よくてうっとりと目を細めた。
「っ!っ」
ラウルフ様が私を持ち上げて机に押し上げた。机が冷たくて気持ちいい。ラウルフ様は机にぐったりと俯せになった私に覆いかぶさってきた。
「っあ、あぁッ」
中に入っていたラウルフ様のものが動き出す。
「!…」
ラウルフ様が動く度にグチュグチュ、ブチュブチュと粘着質な音が響く。突かれる度に結合部から大量の精液が溢れ出す。
中が掻き混ぜられて泡立った精液が零れ、腿を伝った。
「あっ、んんっ、ラウルフ様ぁッ」
「、……」
ドクリとまた腹の中に注がれた精液がゴポリと溢れる。その行為は飽きること無く続けられた。
仕事中に興奮したラウルフ様に犯される。
でもシーザーさんに叱られてラウルフ様が仕事に戻る。でもやっぱりラウルフ様が欲情して私を抱くと言う繰り返しな一日だった。