第6章 蜥蜴の王
「やぁ!痛い!!」
ゴリゴリと硬くて大きなものが私の中を奥へ奥へと進んで来る。私は痛みに足をバタつかせたのだけれど、押さえ付けられて動けなくなってしまった。
「抜いて!抜いて下さっ…キドラさん!」
必死で訴えても聞いてくれなくて、私は片足を広げられるとキドラさんの高ぶりを更に奥へと埋め込まれた。
「あぐっ…」
「っ、フゥッ」
キドラさんが私の中に…
「お願いします…キドラさ、止めて…」
ゴツゴツとした出っ張りと硬さのある高ぶりが私の柔らかな内壁を擦る。
「っう、うう…」
私は溢れる涙を堪える事が出来なかった。キドラさんが腰を打ち付けてくる。
「あ、ぐ…あぅっ、や、め…」
媚薬でトロトロになった私の内側は、心とは反対に苦しいながらも受け入れる。そして残っている媚薬が、キドラさんの乱暴な動きにも快感を与えてくる。
「フッ、フッ…」
「あっ、あっ!」
乱暴に打ち付けられる腰に、机がガタガタと揺れる。
「お、ねが…キドラ、さッ…」
キドラさんの動きが激しくなる。もしかしたらキドラさんの射精が近いのかもしれない。その事に血の気が引くと、必死で逃げようともがいた。
薬を飲んだ今、中に出されたら…
「キドラさん!」
キドラさんの呼吸が荒くなる。私はなりふり構わずに懇願した。
「っ、フッ、ふぅっ、ぐ…」
「お願い、お願いします!抜いて、抜いてぇ!」
必死で体を動かしても、固く結ばれた縄は緩んでくれない。動く私をキドラさんが押さえ付けた。それでも大人しくなんかしていられなくて、もがいた。
「ギャアウ!」
そんな私に焦れたのだろう、キドラさんが私の背中を力いっぱい押さえ付けた。ミシリと背骨が軋む。
「あッ?!」
痛い!!ボキリと体の中で音が鳴って、途端に強い痛みが走った。骨が折れたのかもしれない。
キドラさんは私が大人しくなったのを良い事に更に動きを早くした。中の物が大きく膨らむ。
「やだ、出さない、で…」
「ぐっ、うっ!ふっ、う…」
揺らされる度に体が痛む。
「お願い、中に、出さな、でぇ」
「っぐ!」
「お願い、お願い、キドラさ…っ?!」
強く中を突き上げられた。そして逃げない様に押さえつけられた次の瞬間、中に熱いものが放たれた。
「う、そ…嘘ぉ、嫌っ、いやぁぁぁ!」
私は中にキドラさんの精を受けて悲しみに叫んだ。