第7章 裏切り
そう。母さんは生きていた・・・。
「じゃあ・・・・・・。」
『いえ。母さんは私に「一度信じたなら、信じて!!」・・・そう言って、死んでいきました・・・・・・。』
「そうか・・・・・・」
『話を本題にもどしましょう。』
トラファルガーさんは焦りの色を見せた。
私の力、わかってくれたみたい・・・・・・
そんなことを考えているうちに、トラファルガーさんの殺気は強大に、そして接近していた。
ぐさっ
あぁ。また、この感触・・・・・・
肉を貫かれる、この感触・・・・・・
でも・・・・・・
『心臓・・・・・・そこじゃ・・・ない・・・です・・・よ・・・・・・』
私の意識は闇に落ちた。