第10章 夢のような昨日 ーーーーーホストナンバー2
くるっ。
[!]
隼人さんがこっちを振り向いた。相変わらず、イケメン過ぎる良笑顔。影ついた顔に少し恐怖···!隼人さん!!
[山田、] [は、はいぃ···?]
とお少し冷や汗たら~り、弱々しく返事したら、
[スウだけじゃなく、ほかの男にも何かされたら俺を呼んで。できるだけ大きくね]
[は···はいっ]
とはいと言え的な圧に押されまくりで思わず口がひきつる。
[スウ、今夜お客様にそんな事したらダメだよっ!]
こくりとうなずくスウさん。あ、良かった隼人さんが今まで通りに····!
[隼人さんッ!]
[わっ、何山田!?]
[今日もホスト指導お願いします!] [うんっ]
良かった。···うん、ででででも、ある種良くない··そんな輝くダイヤモンド笑顔で見られても···!ヤバい、スウさんのヌクモリーーー
[ギョワアアアアアアアアアああああああアアアアアアアア!?!?]
ドッカーーーン!![山田っ!!?[·························[あ~···]
と私が爆発した頭を抱えて真っ赤でウロウロしてたら、嫌な声が···。
[朝から五月蝿い。黙れどんくさ女]
ぴきっ。
[アラおはようございますわ菜太郎~くん、あなただけ夜になっておやすみなさい!ホラホラ部屋に戻って]
・
[クソウザ]ボソッ···[なっ[おッッオイ菜太郎ッ!!またおまへはッ!!]
とシャキンシャキンの氷のようにガクガクワンテンポ遅れて言った葉太郎くんは、たちまち赤くなってーーー
[お前の舌も☆●□▽◆▲●□▲☆●□▲☆●□◆☆~~~!!!!]
ドガンッッッッッッ!!![はっ、葉太郎!?[頭に響く···]
二度目の噴火。
なんか···今日は大丈夫かな···!??