第8章 戦う蟻の、賭け砂糖は誰の手に ーーーーホストナンバー7&4
私は美男子様お二方に心配され、一階に戻ってきた。前で隼人さんと葉太郎くんがケンカしてるみたいで気になるけど、私は寂しそうなくくさんの方がちょっと気になった。
[あッ、スウずっとここにいたのか]
[·······う···、ん···············]
[山田?]と、隼人さんに顔を覗かれ
[あっっ、イヤ何でもッ!?!]
ひょこっと葉太郎くんが出てきて、隼人さんがいて、その後ろに、日光に反射された素敵な模様のガラスの光で、少し角度を動かしたらキラキラ美しくラインを縁取るスウさんの無表情な横顔が見えた。何にも興味が無さそうで、隼人さんと葉太郎くんの頭の上に。