第7章 双子の1番小さな林檎飴 ーーホストナンバー4
[ぎゃぁアアアーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー]
断末魔の叫びを上げ、私たちー隼斗さんと葉太郎くんが逃げ出した。
スウさんがそこに立ち止まっているのが見え、悪魔野郎は天使の顔で女性軍にサービスをした。
(オイナニサービスしてんだもっと足速くなってんぞ)
メンズ屋の店員さんがうるさくて注意しようとしたら、あまりの(女性軍の)迫力に怖じ気づき、ナゼか大声で言い合って(仲良く?)並走する 葉太郎くんと隼斗さんの美を見て
自分も美男子を追うというのが続き、私はもう後ろを振り向かなかった。
ひひひ冷や汗ビッショリ···!! とその時、
トンッ·····(スルリ···)
[エ···??]
女性軍にしては肩の触れかたがおかしい。なんかいやらしさが全くないけれど、なんか艶かしい··· あ
[···大·······丈··夫······························。]
[あ···っ!]
スウさんが、鏡の様な眼差しを、私の目に覗かせていた。