第7章 双子の1番小さな林檎飴 ーーホストナンバー4
[ぎゃわあッッ!?[山田ッ!!]デジャウ゛、感ーーーーー
ドササササッッッ!!! [っイダッ······くなーーーー!?]
と目を開けたら、目の前に葉太郎くんのお顔がーーッッッッ!!
[ぎぃヤァァァァッッ????!!!]ガバッ!!
私はビックリ仰天、立ち上がった!!! 瞬間、我に戻る。
[葉太郎くんだ、大丈夫ッッ!?? ご、ごめん!!]
と私がアワアワとしている間に、葉太郎くんは汚れを払わずに、顔を上げた。
[だ、大丈夫かッッッ!?? どこもケガしてねぇかッッッ!?]
少しつり目な目尻をもっと上げ、彼は私に真剣な視線を向ける。
[ぅえ(\\\)ッッ?? う、ウンッッ!! 超ピンピンピンピン!!!]
とアははははと自然と不自然な格好をする私に、誰かこっちに走って来た。 後ろの1人は歩いて。
[山田っ、大丈夫っ!?]隼斗さんが爽やかに問う。
[あ、はっハイ!!]
2人の美男子様に心配されて、私はドキドキしっ放しだった。
あ!!
[アレッッ!? あ、あの女性軍は!?!]
私は前後左右360度確認したが、誰1人としていなかった。
[本当だっ··![い、いねぇッ!!]
その時、ハァ···と呆れたようなわざとらしい大きなため息を聞く
[あれ。【必死に走って逃げる】必要など無かったんだよ?フッ··]
その声は、オメェだな悪魔野郎ーーーーッッッッ!!!!憎ったらしeと思ったが、腕を組んで腐った奴の指の先を見た。
エ
[スウ、さーーーーー?]
[···大·······丈夫············?···、山田···さん····················]
そう言って無表情でゆっくりと歩いてくる彼の後ろに、姿勢を正し妙に列が揃っている女性軍が、静かにどこかへ歩いていた[スウサンッッっ!?!ナニしたの!?]
私はスウさんに近付き、大声で言った。
[····なん·····か···、追い···かけて······来ない·········で·········、····って·····言っ····たら··········[ああなるか!?!?普通ッッッ!!!]