• テキストサイズ

ご指名は?

第7章 双子の1番小さな林檎飴  ーーホストナンバー4




[可愛いですね··! 僕、将来大人になったらお姉さん達と結婚したいな········。] [キャアアアアアアッッ!!]



奴のこの言葉だけで、周りの女の人が色めき立つ。

例えオレが命を賭けてまでするショーをやっても 全く興味を示さず、菜太郎だけを大事に、大事に連れて帰るんだろう。

取り残されたオレが泣こうとも殺されそうになっても奴が1番優先で、[助けて]なんて首に包丁突き付けられて言っても、誰1人見向きもしない。 そんなの当然。  必然。   当たり前。


何故なら 菜太郎より、一般人より、凄く出来が悪いのがこのオレ。



顔はコピーしたように同じ、だが身長は兄なのに弟の方が上。

っ笑っちゃうよな、中身で腐りきる程人生負け組なのに、見た目ーー身長でも負けてるんだぜ?

嫌になる、どころじゃねぇよ しかもそれだけじゃあない。

ソイツは性格が極悪非道そのもので、女の前だけ良い顔しやがる





だからオレは猫被りな双子の弟、菜太郎が大ッッッ嫌いなんだ。
/ 161ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp