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ボスとマフィア

第3章 光と影


あれから5番街で起きたニュースを車の中のラジオで聞くことが増えていった。
「いつもやってるね。」
エミリーがみんなに聞くと”大したことないさ”と言っていた。
「今日はエミリーの能力を使って万引きでもしますかな。」
メイソンが嬉しそうにそういうとジャックが釘をさした。
「くれぐれも見つからないように注意するようにな。」
でもその前にライフル銃を買っていくことにした。
「いらっしゃいませ。」
ここはジャックの行きつけのお店らしい。中に入ると拳銃が沢山店頭に並べられていた。
「凄いなあ。」
エミリーは感心していた。物語でしか見たことのない銃がたくさんあったからである。
エミリーがお店の中を見回してるうちにジャックは買い物を済ませた。
「行くぞ。」
「もう買い物終ったの?」
エミリーの言葉を無視してジャックは車に乗るように言った。
そして車に乗り込むと少し離れた先にあるスーパーマーケットへ向かった。
「あそこの店で万引きするぞ。エミリーは入り口より少し離れてベンジャミンといるようにな。」
ジャックがエミリーに指示を出して車から降りた。
「わかったわ。他のみんなは?」
エミリーは聞いた。
「俺は店の中で指示を出してノアとメイソンは店の中で見張りだ。ベンジャミン、それではエミリーのこと頼んだぞ。」
ジャックはベンジャミンにエミリーと行動を取るように促した。
「任せといて。」
ベンジャミンはウィンクしてエミリーと歩き出した。
こうして万引きの計画が行われた。

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