第1章 ◇*1*◇
次の日の釣りは収穫もないまま東京に帰った
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それからしばらくして
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ちゃんから休みが決まったって連絡が入った
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まだ先だなと思ってたのに
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ちゃんが来る日は
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あっとゆう間にやってきて
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その日は仕事終わりが10時頃になるから
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スタジオ近くで待ち合わせ
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智「もしもし?ちゃんごめんね遅くなって
そこの店出たら左側に駐車場があるから来て」
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はいはいって電話が切れて
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車から降りて待ってたら
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駐車場の入り口から入ってきた女の子
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ちゃん?・・じゃねぇや
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帽子を被りなおしてたら
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真っ直ぐこっちに向かって歩いてくる
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「こんばんは、忙しいのにごめんね?」
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智「ちゃん?」
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「ん?」
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智「え?本当に?女の子って化粧するとわっかんねぇな・・・」
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ボソッと呟いた
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