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激甘エッチなショートストーリー。

第7章 6月。


大好きな達也くんは……いわゆる早漏だ。
久しぶりのエッチだから、今日は1分もせずにいっちゃうに違いない。

なんて考えが頭をよぎったら、「唯、俺、いきそうっ」って切ない声が耳に届いた。
いくらこんなに熱くなった身体でもそんなにすぐにはいけないよぉ。

「あっ……まっ……」
待ってって言いたかったのに……「いくっ……」

……。
…………。
本当にいっちゃった……。

そそくさと片付けを済ませて私を抱き締めた達也くんは、「おやすみ」と電気を消す。

遅漏の彼氏を持つゆかちゃんは「早漏なんていいなぁ。うちの彼氏大変だよー。気分が乗らない時には苦行だもん」なんて言ってたけど、彼女はいってもいっても彼が止めてくれないっていう経験の持ち主だ。

大学の野球部でエースの4番。達也くんは、体育会系にありがちな女の子よりも野球ってタイプだった。イケメンなのに女経験も少ないみたいで嬉しくもあるんだけど……。

女の子を喜ばせるってことはあんまり興味ないみたい。あーぁ……もう私も寝ちゃおう……。
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