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激甘エッチなショートストーリー。

第6章 5月。


そんな言葉を言われたのは初めて……甘ったれな私は雰囲気に流される。ベッドに押し倒されてもう一度唇を重ねられたけど、拒むのはやめた。
今だけは、星夜の言葉に酔っていたい。

星夜は器用な手つきでボタンを外して、スカートを捲り上げる。「いいんだね」って呟きながら下着を下ろして、耳もとに唇を這わせた。静寂の中に響く水音に興奮と羞恥が混じり合う。

耳たぶを噛まれて滑る舌は首すじを降りる。指で胸を優しく揉まれるのに反応して私の中から湿ったものが溢れ出す……。唾液を絡めあってキスをしたら、草の匂いを感じた気がした。

「ここ、欲しいよね?」
骨太になった指が中に差し込まれて手前を擦り出して、思い切り背中が跳ねた。星夜は楽しげに喉を鳴らす。「でも、中だけじゃ駄目なんだよね。唯さんは、ここも可愛いがってあげないとね」その上のお豆の皮を剥かれて、舌で転がされる。強すぎる刺激に悲鳴を上げたけど星夜は止めない。

「あっ、あぁっ……気持ち、いいっ……」
こんなところに唇をつけられたのはいつ以来だろう。
彼のものを口に含んだ後指で軽く弄られてすぐ挿入。最近いつもそんなセックスだった。

絶頂が近くなったのを我慢してたら、お尻に力が入って足がつりそうになる。
「可愛いね。唯さん、いきそうなんだ」
どうしてわかるの……?
恥ずかしいのに刺激を強められて、わたしは簡単に達してしまう。
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