第5章 4月。
「そんっ、な、締めんなよっ……俺も限界だっての……」
余裕ぶってたけど、お兄ちゃんも興奮してたの?
気持ち、いいの……?
「うっ……んっっ、たっ……」
突然奥まで突かれて、強い痛みが襲う。だけどお兄ちゃんが深いキスをくれて痛みが柔らいだ気がした。
「はぁ、はぁっ、俺も、いくからっ……」
足を上げられて奥に当たる。お兄ちゃんと繋がってることが実感できて、すごく気持ちいいっ……。
「あっ、あぁんっ、もう、もうっ、私も、ダメっ」
肌がぶつかり合う音と激しい息づかいが部屋に響いて、私たちは二人で絶頂に登りつめたーーー。