第2章 1月。
下半身が疼いて足を開くと、耳元で低い笑い声がした。
「欲しいんだ。唯は本当に素直で可愛い」
この状況で可愛いなんて言われて指を入れられたら、誰だって堪らなくなると思う。激しくかき混ぜられて、「んっ……あぁっ、早くっ新一君のが欲しい、よぉ」私はおねだりしてしまう。
「いいよ。俺もこれ以上は、待てないし……」少し苦しそうな顔になって、新一君が硬いもので蕾を押し開いた。
「今年初めかぁ……はぁっ、堪んない。きつっ……」
ぐちゃぐちゃに濡れたそこは簡単に彼のものを飲み込んで、ひくひくと次の刺激を欲しがる。
「新一君っ、お願い……もうっ……」
私が欲しいものは解っているくせに、「ダメ。唯は焦らされるのが好きだろ」
と動いてくれない。
こんな時まで彼は、私のことを考えてくれるの。焦らされるのが好きなのかは解らないけど、この後深く突かれると私は何度もいっちゃうの。
「ダメっ。お願いっ。あぁっ……やぁっ、イクッ……いっちゃうっ……」懇願に応えて動き始めた彼の手で、私は何度も絶頂を迎えた。