第3章 2月。
「わかった。我慢する。でも頼む、唯の事だけ気持ちよくさせたい。いいだろ?」
俺は彼女の手のクッキーが床に落ちるのも気にせず唯を押し倒した。
「何言ってんの?」
「俺はいかない。入れない。でも唯はいかしとかないと、俺以外の男に走るかもしれねーじゃないか」
ジャージのチャックを下げると小ぶりで可愛らしい胸が俺に食べて欲しそうにしている。強く吸った後しゃぶりつくと、「やだっ」と言いながら唯の腰が浮いた。
唇は胸の先端から離さずにジャージと下着を同時に下ろす。舌に触れる突起は硬さを増していく。右手の中指でそうっと割れ目を撫でると、ぬるりとした液が触れた。
唯の両手は自由なんだから俺を押しのけてもいいはずなのに動かない。
それどころか自分でジャージを蹴って軽く脚を開いてくる。
本当に俺が我慢できるか試されてるのかもしれない。股間に熱が集中するのは気づかないふりをして、俺は彼女の脚の間に頭を突っ込んだ。