第12章 11月。
焦らすように胸を撫でられて、先端を弾かれる。
それほど大きくはないけれど彼のものは長くて、突かれる度に奥が震えた。
「唯、気持ちいい……?」
普段斜めに流されてる髪が前に落ちて、彫りの深い瞳を隠す。
まだ慣れない行為に恥ずかしさが上回って、素直に頷けない。
「……あぁんっ……んっ……やぁっ……」
だけど押さえられない甘い声は、私の快感を表してる。
「感じてる顔、可愛い」
彼が髪を撫でて動きを加速した。
「やっ……だめっ……はぁっ、あぁんっ……」
溢れ出る愛液でグチョグチョと卑猥な音が響いて、私の絶頂を誘った。
「やぁっ……いっ、ちゃうっ……んんーーー!」