第10章 9月。
「落ち着かないな。どうした……?」
堪らなくて脚をもじもじさせてしまった私に、笑いを含んだ声で星夜が尋ねる。
ばれてる……よね。
すごく恥ずかしい……。
目を逸らした私はベッドに押し倒されて脚を開かされて、恥ずかしい部分に星夜の唇が触れた。
「すっごく濡れてる。ここ、欲しかった?」
「やぁっ……はぁっ、はぁっ……んんっ」
舌で開かれて、奥から余計に蜜が溢れてくる。星夜は美味しそうに喉を鳴らしてそれを吸う。
恥ずかしいのに……気持ちいいっ……。
気持ちいいのに……早く熱いものが欲しい……。
「星夜……もうっ、欲しい……」