第10章 9月。
「あぁんっ、なん、で……」
「温泉でやることなんて滅多にないんだから、とことん楽しまなきゃな」
お湯の中でも別の液体が溢れだしてくるのが解るそこを、星夜は何度も弄ってはやめる。
こんなの……拷問だよ。
とうとう我慢出来なくなった私は自分の指で快感を得ようとし始めたけど、その手は押さえ込まれる。
「い、じわるっ……もう、いかせてっ……」
掠れた声で懇願する私はたっぷり30分苛められて、もう限界だった。
もう、いきたい……。
苦しいっ……いきたいよ……。
涙混じりの声をあげたら、やっと星夜の指が充血した突起を激しく弾く。
「ああっ、やぁっ……はぁっ、はぁっ……」
糸が切れた人形みたいに私は彼に全体重を預けて何度も痙攣繰り返す。
散々焦らされてた身体は、もうとろけて膣内での快感を求めてる。それは星夜もわかってる。
「もう中が欲しくて仕方ないんだろ? 」
軽々と私は持ち上げられて、ひやりとした石に腰かけた彼に突き上げられた。