第10章 9月。
「ほんっと肉食系なんだから、あぁんっ」
形のいい筋肉に包まれた腕に簡単に抱き上げられた私は、文句を言ってる最中なのに奥まで突かれて、またびくびく跳ねてしまう。
あぁ……こっちの方が奥まで当たってすごく気持ちいい。そんなに経験人数が多いわけじゃないけど、初めて見たときびっくりしちゃうくらい星夜のは大きかった。
私の膣内じゃ狭すぎて彼のものを全部呑み込んではあげられないけど、目を細めて気持ちよさそうな顔をしてるのを見ると幸せ。
クールで怒ったり興奮したりしたことのない星夜だから、いくときの切羽詰まった顔、見れるのは私だけだと思うんだ。
もう、諦めて快感に集中しちゃおう。私は、足を大きく開いて自分の指で繋りの前の突起を撫で始めた。
こうすると堪らなく気持ちよくなって、意識が飛びそうになる。星夜に触ってもらうのもいいけど彼には突くことに集中して欲しい。恥ずかしかったけど前にそれを伝えてから、彼は激しすぎるくらいかき混ぜて、私に快感を与えてくれるの。