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激甘エッチなショートストーリー。

第9章 8月。


「何年経っても毎日兄貴の墓は掃除されて、新しい花が活けてある。唯が兄貴のこと忘れれば、俺も忘れられると思った。

だけど……唯は兄貴のことを忘れない。
それなら、俺は……代わりでもいいから。
兄貴の名前で俺を呼んでもいいから……お前の側にいたい」

……。
…………。

言葉が出ない。
これは、告白?
暑さに溶けてしまいそうな頭は、彼の言葉に甘えようとする。

充くんが好き。
……目の前にいるのは誰?
み、つる、くん……?
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