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激甘エッチなショートストーリー。

第9章 8月。


「俺は……優。充は、双子の兄貴」

さぁっと血の気が引いていく心地がした。
去年のは、夢でも幻でもなくて、現実だった……?
私、この人と……。

充くん……の弟と言った彼は、ばつの悪そうな顔をしてる。私はといえば……どんな顔になってるんだろう。口をポカンと開けたまま立ち尽くすだけだ。

「初めまして、じゃないんだ。
去年が初めてでも……ない」
去年のことを簡単に認められて、私は言葉が出ない。
充くんを裏切った……の、私……?
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