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激甘エッチなショートストーリー。

第9章 8月。


すっかり辺りが暗くなるまで抱き合って、汗だくになった身体を絡ませる。
ずっとこのままいられればいい。
それなのに……充くんはまたこんなことを口にする。

「唯、約束して。
俺のこと忘れるって」

「……来年帰ってくるの待ってる」

1年に一度でもいいよ。
こんな夢が見られるなら。

「もう、帰れない。
もう会えない。
俺はこれ以上側にいられないけど、唯が幸せになるのを見てるから。
俺のことは忘れて」
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