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激甘エッチなショートストーリー。
第9章 8月。
しつこく名前を呼ぶ声に振り返る。
もう、なんなの⁉
文句を言おうとして、私は目を見開いた。
「……みつ、る、くん……?」
まだ元気だったときの充くんがそこにいた。
彼の好きだった白いシャツにスリムなジーンズ。
透けるような白い肌。
「今日はお盆だから、1日だけ、会いに来た。
だから今日で俺のことは忘れて」
勝手に溢れる涙を拭うことも忘れて、私は彼の胸に飛び込んだ。ぎゅうっと抱きしめると生きてるみたいに暖かい。
幽霊でも何でもいいの。
「会いたかった……」
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