第2章 1月。
「俺全然優しくない。唯のことになると情けないぐらい嫉妬深くて、んっ……本当は縛りつけてたい」
耳元で囁かれて甘噛みされて……独占欲に酔わされる。新一君にだったら、私だっていつも縛られてたい。言葉にしようと思ったけれど、甘い声の方が優勢。
「んっ……あっ、はぁっ……わたし、も……」
いつの間にか背中はベッドに受け止められていて、セーラー服は頭から抜き取られていく。ブラをよけて胸の突起に唇が触れ、気持ちよさに身をよじる。
「ここ舐めるのも、触るのも、俺だけ」
強く吸われて私は「あぁんっ」と大きな声を上げてのけ反った。
「新一くん、キス……して」
「ん、こっち……?」
「やぁっ……ちがっ、あんっ……もうっ……」
慣れた手つきでスカートと下着は下ろされて、蕾に唇が這わされる。割れ目にしつこいくらいに舌を差し込まれて、何も考えれなくなる。
「んんっ、はぁ……新一くっ……はぁ、恥ずかしいよっ……気持ちいいっ……はぁ……も、だめっ……」
自分でも何言ってるのかわかんない。
腰が勝手に動いて新一の舌をもっと欲しがる。恥ずかしいのに中に欲しい。
「あぁんっ……欲しいよっ、なか、お願い……」
「可愛い、唯。まだダメだよ。俺だけが好きだって言って」
「好きっ……あっ、はぁっ……はぁ……新一、くんが、はぁっ……すきっ」