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とうらぶっ☆続

第5章 瑟瑟と



身支度を終え、時空移転装置のもとへ向かうと、そこには戦装束を纏った三日月宗近がいた。
男が驚きに目を見開くと、三日月宗近は刀をひと撫で。うつくしい笑みを携えた。

「安心しろ。ただの道案内人だ」

優しい声が男の鼓膜を震わせる。
それは心強い。
男は一度目を伏せ、ゆるやかな微笑みを浮かべて言った。

「ありがとう。よろしく頼む」

いざ、阿津賀志山へ。

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