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第5章 友達以上は、何て言うの


村「亮のと合わせたらええんちゃう?今コーディネートできるやん」
渋「ほんまやん!」

と、いきなり立ってベルトをカチャカチャしだす渋谷さん。
「?!!?!」
安「あ、浪花ちゃん」.
瞬間、目に手が覆いかぶさる。
「イタッ」
安田さん、指輪…!
安「あっ、ごめん!」
目に当たっていた指輪部分が微妙に浮かされる。

丸「しぶやん!浪花ちゃんおんねやから!」
渋「…わざとや!!」
ワハハハッー!と大声で笑う渋谷さん。
なんてことを…
大「えぇ〜すばるくん、サイテェ~!いつもこんな風にされとるん〜??」
う、うーん…

「…セクハラ発言とか…」
思い出したらいけない壁ドンとか…

大「うっわ!もおー!すばるくんサイッテー」

丸「浪花ちゃん、耳まで赤くなってるで~」

うそっ!恥しっ!
「目隠しされとるからエロいな〜」

スッと安田さんの手が離れる。

と、わたしのあげたダメージジーンズと、錦戸さんがあげたデニムジャケットを着た渋谷さんが立っていた。

安「むっちゃ似合うてるよ~。ねっ、浪花ちゃん」

「あ、はい!すごく!!」
やっぱり渋谷さんはデニムジャケットとかよく似合う!!
力んで言うと渋谷さんが目を丸くして照れたような顔をした。
大「あ、どうせならマルちゃんのパワーストーンと俺のピアスとヤスのネックレスもしてぇーや!」
横「ほんまにコーディネートやんwww」
ヒャヒャヒャッと独特な笑い声を上げる。

「ヒナとヨコ、仲間はずれやん!」








もうそろそろ0時になる頃、

皆さん、顔が赤くなっていた。

飲むペース、早い…!

やんややんやと大騒ぎで、席まで立ち始める始末。
そしてわたしはと言うと…

村「ほんっま自分、すばるとおってだいじょうぶかー??」
丸「なんもされとらん~??しぶやん、手が早いからあ~」

両側から絡み酒に遭っていた。

手が、早い、

知ってても改めて聞くと…

渋「やめろや!それ!!」
顔を真っ赤にした渋谷さんが凄い形相でテーブルを挟んでぺしぺしと丸山さんを叩く。

丸「いたいいたい」
やられたぁ~と手を広げて後ろに倒れ込む丸山さん。

すると、数秒で、「く~~」と寝息が聞こえてきた。

こ、このままでいいんですかね…?そう思い、村上さんを見ると、
村「あー、ほっといてええで。いつもやから。一時したら起きる」
そ、そうなんですね

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