第2章 漁師系上司×魚食べれない系後輩
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というか…リーダー?
え、あの人リーダーなの。。?
『あの、リーダーって因みに…誰のこと。』
「俺だけど~?」
やっぱりそうか。
もはやよだれをすすろうともせずに私を見つめる
彼を私は変態としか思えない。
「まー、雑談はそこまでにして。。俺の名前は二宮和也。。」
「で、新聞読んでんのが櫻井翔。」
「あの、眉毛が太いのが松本潤。」
「で、まだ一言も話してないけど。そこで今日中の提出物に終われてんのが相葉雅紀。」
「そんで、あそこのおっさんが大野智。」
淡々と説明するには個性的過ぎるのではないかと思うけど。
鬼畜な部署ではなさそうだ。
『よろしくおねがいいたします!』
私が頭を下げると頭上から二宮さんの声が降ってくる。
「君の仕事は俺らの雑用だから」
前言撤回。
鬼畜だ。
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