• テキストサイズ

スピード恋愛【テニプリ】

第6章 ライバル登場?




【ルネSIDE】


「ただいま~」



「お帰り~☆ あれ、今日は周助一緒じゃないの?」



「今日は女の子と一緒に帰ってきたから」



「・・・私ってば、なんでもうちょっと遅くに生まれなかったのかしら。そうすればルネと一緒に帰れたのに・・・」



姉さんが泣きまねをしているのをスルーして私は部屋に向かった。






「今日の宿題は・・・昨日より多くない?」



鞄から取り出したプリントを見て、私の顔は思わず渋面になる。


(でも、周助君と一緒にいる時間が増えるから嫌ではないか)


最初は彼になんだかムカついていたような気もしたが、もう昔の事だ。


日本に来て数日だというのに、もう慣れているというのはどういうことだろう。


姉さんが親しみやすかったからかな?


なんだかこの家がもう私の家みたいに思える。



「・・・ここにきて何日だよ、全く」



日本は割と落ち着けるところだと思った。


フランスよりも過ごしやすいかもとさえ思った。



(もう帰らなくていいや。ここ楽しいし・・・)



みんないい人だし、悪くはない。


父さんは怒る可能性が大だが、まあ無視しよう。


・・・だが、住むといったら流石に困るかな?


この話は、もっと時間がたってから相談しよう。



・・・すると、ふと眠気が襲ってきた。


(昨日は割と遅くまで起きてたからかな・・・?)


そう思い、少し休憩しようと静かに目を閉じた。


/ 57ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp